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ザ・戊辰研マガジン

2019年09月号 vol.23

福島温泉ベスト5

2019年08月25日 10:59 by tetsuo-kanome
2019年08月25日 10:59 by tetsuo-kanome

 私が福島県在住時、会津を中心にいろいろな場所を訪問しましたが、温泉好きの私はいろいろな温泉も巡りました。その中で、私のベスト5を紹介します。

 

第一位 高湯温泉(福島市)

 私の中では、ダントツの第一位。高湯温泉(たかゆおんせん)は、福島県福島市の標高750mの吾妻山連峰の中腹に位置する温泉街。400年以上の歴史を有し、全国有数の硫黄成分濃度の高さで知られ、全国の硫黄泉を調査した海軍病院の神林博士は「高湯の湯は全国一の有効温泉」と評価しました。現に雑誌「じゃらん」で全国の温泉満足度第一位に選ばれました。私も何度も行きましたが、仕事の疲れも、高湯温泉に入ると体の芯から温まり、肩こり、腰痛、足の疲れ全てが癒され心身ともにリフレッシュします。何度も何度も行きましたが、今でも今すぐにでも行きたいと強く思っている温泉です。

 

第二位 母畑温泉(石川町)

 第42回プロが選ぶ「日本のホテル・旅館百選」の総合第1位に、八幡屋(福島県・母畑温泉)が輝きました。36年間連続1位の座に君臨、名実ともに日本一の旅館といわれる加賀屋(石川県・和倉温泉)を引きずり下してトップの座。母畑温泉は、その歴史は平安時代、900年程前まで遡ります。八幡太郎義家こと源義家(源頼朝の祖先)の愛馬や彼が率いる兵士の負った傷が、湧き湯によってみるみるうちに回復しました。その湧き湯に対して義家が「源氏軍への山神のお助けに違いない」と感謝し、湯が湧き出る岩の上に鎧につけていた布を捧げ、旗を立てて祀りました。その岩のある場所は「母衣旗(ほろはた)」と呼ばれていましたが、次第になまって「母畑(ぼばた)」と呼ばれるようになったのです。八幡屋はそんな温泉地で1880年に湯治旅館として創業しました。昭和50年頃から筋肉痛、関節部の治療に最適として相撲力士の間で密かな評判になっているそうです。八幡屋にはたくさんの力士の手形とサインが掲載されております。

 

第三位 野地温泉(福島市)

 福島市の磐梯朝日国立公園内の標高1,200mの高所にある温泉。いろいろな温泉が楽しめて、湯治場の雰囲気もあり効能もよく、ここの温泉も体の芯まで温まります。我家は「野地温泉ホテル」に家族四人で夏休みに宿泊しましたが、子供たちもとっても満足しておりました。

 

第四位 姥湯温泉(米沢市)

 姥湯温泉(うばゆおんせん)は、山形県米沢市にある温泉で大日岳の山麓、大昔の噴火口跡に温泉があり、標高1300mと高所に位置する。福島との県境も近い。 まさに秘湯の中の秘湯。道なき道を走り、山奥に一軒宿の桝形屋に辿り着きます。開湯450年。もちろん、日本秘湯守る会に入っております。大自然の中で、まさに空前絶後の最果ての地の露天風呂は圧巻です。福島県の県境ということでランクインしました。

 

第五位 早戸温泉つるの湯(三島町)

【霧幻峡の渡し】

  早戸温泉つるの湯は、奥会津の只見川の渓谷を望む一千二百年の歴史そのままに、源泉かけ流し100%の天然薬湯温泉です。つるの湯は、奥会津の三島町の霧幻峡の渡しの近くにあり、傷ついた鶴が温泉で傷を癒したと伝説が残っているそうです。

 福島県内には、温泉がたくさんあって、全てを制覇するのはとても難しいです。この五つの温泉は、とても素晴らしい温泉でした。皆様の機会がありましたら、これからの紅葉の時期に福島の温泉をお楽しみください。

【記者 鹿目 哲生】

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