【初秋の會津鶴ヶ城天守閣 ※鶴ヶ城公式Twitterより】
【十三夜のお月様と會津鶴ヶ城天守閣(2021.10.18) ※鶴ヶ城公式Twitterより】
【秋の朝の會津鶴ヶ城(2021.10.21) ※鶴ヶ城公式Twitterより】
昨年からの新型コロナウィルスの感染爆発の影響で、会津若松市や會津鶴ヶ城への観光客は激減しておりました。そんな中、首都圏の緊急事態宣言が9月末に解除され、日本全国の新型コロナウィルスの感染者数が減少化傾向にあることから、長い長いトンネルからやっと抜け出し、一筋の光明が差し込むような状況にあると思われます。今月に入って、福島県会津若松市の観光は、観光客や学生の教育旅行の動きが回復傾向にあります。会津若松観光ビューロー天守閣管理課の渡部課長は、「10/9からの週末は、先週よりも客の入り込みが上がりました」 と語っております。10/11も會津鶴ヶ城には、多くの観光客の姿が見られたそうです。新型コロナウィルスの感染が拡大した先月上旬には客足は一昨年の3割にまで落ち込んでおりましたが、今月に入ると、教育旅行のキャンセルや延期が減ったといいます。渡部課長は、「今月中旬以降になると、多くの学校の予約があり、昨年(10月)は300校ほどだったが、今年は200校ほどの予約があります」と喜んでいたそうです。
一方、土産物店でも同じような傾向がみられております。赤べこや起き上がりこぼしなどの絵付け体験をしようと毎年多くの教育旅行生が訪れますが、9月は激減しておりました。会津幸泉小法師営業部の古川部長は、 「9月9日の予約は全部キャンセルでした。キャンセルがずっと続いておりました」と嘆いておりましたが、9月は少なくとも予約の9割以上にあたる150校のキャンセルがありましたが、10月に入ると状況は一変したそうです。古川部長は、 「ようやく10月中旬から11月いっぱいまで例年どおりの予約が入り始めている。大体、160校くらいあります」と同じく喜びが隠せない様子です。 新型コロナウィルスの感染が抑えられている今ま、客足の回復に期待を寄せています。古川部長は、 「大人のツアーの問い合わせもあり、ようやく戻りつつある感じがする。緊急事態宣言が再び出ないように願っています」と語っております。
一点の曇りのない青空に映える會津鶴ヶ城天守閣のように、コロナが終息してスッキリしたいものです。
【鶴ヶ城売店】
【記者 鹿目 哲生】
読者コメント