~文明開化は造幣局から~
慶応4年(1868)8月に大坂・旧川崎村(現、大阪市北区天満)に貨幣の鋳造工場、造幣寮が建設されることが決まってから、150年が経ちました。明治3年(1870)には完成して、金貨銀貨の鋳造が始まるので、もうすぐ、開業150年になります。今も現役の造幣局では、皆さんの財布の中の貨幣(コイン)の60%を鋳造しています(40%は広島の造幣局で鋳造)。2020年東京オリンピックの記念コインの鋳造も始まりました。東京大会の金銀銅メダルも造幣局で製作することになるでしょう(1964年のオリンピックや、冬季大会も同所で製作)。
さて、この造幣局の開局当時の話を霊山歴史館の第24号紀要に書かせていただきました。五代友厚や長州ファイブの面々が大きく関わったこの貨幣改革の件ですが、調べてみると、いろいろと興味深い話が出てきました。 紀要は、霊山歴史館のホームページから購入可能ですので、ご興味がおありの方は、アクセスしてみてください。
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