映画『峠 最後のサムライ』当初は2020年9月25日(金)を予定していたが延期とな り、来年の2021年6月18日(金)に延期となっております。累計発行部数284万部以上を記録した司馬遼太郎の小説『峠』の実写化で、主演 が幕末の風雲児と呼ばれた越後長岡藩家老・河井継之助、役所広司です。 敵軍50,000人、たった690人で挑んだ“最後のサムライ”、、さて、どんな映画 となっているのでしょう。楽しみですね。
さて、「長岡藩軍事総督河井継之助―武士道に生きた最後のサムライ」 ベスト新書 (73) と「武士道の英雄 河井継之助 ―薩長を脅かした最後のサムライ」さくら舎 星 亮一 (著) 先生の二冊読み終えました。 前半はさらっと復習のような形で継之助の人となりをおさらいし、最後の 盛り上げ方が上手く、感動的に読み終えました。
中で心に残った箇所、、 方谷は継之助が自費で来た事に感心し、「昨今の官使は公金を 使うことばかり考えている。それが国を滅ぼす」、、、
誠に、今の日本の姿、そっくりですね。
小千谷談判での土佐の岩村精一郎、わずか23歳、河井の人物経歴は 今になってようやく知ったところで、当時は知る由もなかった。 後に門衛に聞くと、河井はなおも幾度となく、本陣の門に来て、再度の 面会を請い、深夜までその附近を徘徊して、しきりに取り次ぎを求めた。
この箇所、悔やまれる部分です。
継之助の気風は長岡人に強く受け継がれ、山本五十六ら多くの俊英を 輩出した。「時として人間は命をかけねばならない」という 大きな命題を継之助は今の世に残した。
政治家に是非、心に刻んで欲しい言葉です。
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