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ザ・戊辰研マガジン

2019年10月号 vol.24

会津祭り会津藩公行列(2019年)

2019年10月05日 18:36 by tetsuo-kanome
2019年10月05日 18:36 by tetsuo-kanome

 会津の秋の風物詩「会津まつり」は、今年9/21~9/23開催されました。メイン行事の「会津藩公行列」は9/22に開催され、鶴ケ城や市街地を約500人が城下町を練り歩き、歴史絵巻を繰り広げました。

  NHKの大河ドラマ「八重の桜」で主人公八重役を演じました綾瀬はるかさんと、八重の子ども時代を演じた鈴木梨央さんが特別ゲストとして参加しました。綾瀬さんと鈴木さんは出陣式であいさつ後、パレード車両に乗り込み市内を巡り、会津若松市民も、観光客からも大拍手だったそうです。綾瀬はるかさんは、6年連続で参加されたそうで、もう、すっかり会津人ですネ。素晴らしいです。

 

【福島県のローカルテレビ局の動画】 

 https://www.fnn.jp/posts/00075983FTV

 今年の目玉は、会津松平家第14代当主松平保久(もりひさ)さんの長男で第15代当主となる親保(ちかもり)さん(20)が、戊辰戦争時の会津藩主松平容保(かたもり)役を初めて務めました。

 会津藩第15代松平家当主の松平親保(もりひさ)さんは、「会津は自分のルーツ。一度も住んだことがなくても、心の根底でつながっている気がする」として会津藩公行列で初陣を飾りました。戊辰戦争時の会津藩主松平容保(かたもり)役を初めて務め、会津との結び付きを再確認しました。今年の行列は「歴代藩主編」として会津の歴史を再認識する行列編成となりました。甲冑(かっちゅう)と陣羽織を身に着けて騎乗した親保さんに、沿道から「若殿お帰り」と声が飛んびました。「気恥ずかしさもあった。それでもうれしかった」と、はにかんだような笑みを浮かべたそうです。「20歳になったことだし一度、経験させたかった」という父で14代当主松平保久さん(65)の思いを受けて、急遽、容保役を担うことが決まりました。藩公行列に先立つ先人感謝祭にも参列し「会津の長い歴史を感じた」とそうです。東京生まれの東京育ちだが、父や8年前に亡くなった祖父保定(もりさだ)さんが会津松平家の当主として、戊辰戦争で没した藩士らの慰霊に携わる姿などを見て育ちました。成人して保久さんに代わって松平家の仕事をする機会も増えているそうです。「責任を感じる。会津の歴史や出来事を知っているつもりだが、深く理解できているとは思っていない」。親保さんは今、父祖の地会津への思いを強くし、より知りたいと願っているそうです。松平親保さんは、現在、早稲田大学の政経学部の三年生。将来が楽しみです。

【第九代会津藩主松平容保公と第十五代松平家当主の松平親保さん】

 松平容保公と松平親保さんは、やっぱり血筋ですねぇ。まるで、生まれ変わりのようです、まさに「瓜二つ」。

 

【松平容保役と若殿役】

 

 若殿役の正体は不明ですが、なかなかのイケメンですネ。

 

【記者 鹿目 哲生】

 

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