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ザ・戊辰研マガジン

2020年08月号 vol.34

関東幕末史跡めぐり 水戸市編その2

2020年08月03日 17:31 by katsukaisyu
2020年08月03日 17:31 by katsukaisyu

テーマ:幕末・維新の旅

       弘道館

 玄関に掲げられている「弘道館」の扁額の文字は斉昭が書いた文字です。

  玄関奥にど~んと掲げられているのは、斉昭の命で藩医の松延年(まつのべねん)に書かせたものです。素晴らしい!この「尊攘」の書を見るために、今回水戸に来ました。

 斉昭と幼き日の慶喜の像です。

  江戸城開城の後、水戸で謹慎していた慶喜がしばらく暮らしたのが、至善堂(しぜんどう)と呼ばれる部屋で、現存しています。ここで慶喜は何を思っていたのでしょう。後年、慶喜がインタビューを受けていた折に、もし戻れるなら、どの時代に戻りたいかと聞かれて、慶喜は鳥羽伏見の戦いの前に戻りたいと答えたとか。磯田先生によると、慶応4年正月3日ごろ、慶喜はインフルエンザに罹っていて、ふらふらだったそうで、判断を見誤ったのかもしれません。インフルエンザは日本の歴史を変えたようです。

   慶喜所要の長持ちです。さすがは徳川家、葵の紋がど~んと掲げられています。他にも慶喜や水戸藩関連の史料室もあり、見ごたえのある史跡です。

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