「ずいずいずっころばし」
昔から何気なく歌っていた童謡、どういう 意味の内容か、、分かりますか。 茶壷というのは、将軍御用達の茶壷行列のこと。 将軍に献上される品に対しても、あたかも将軍 その人であるかのような作法が求められ、たとえ 大名といえども、道を譲って駕籠から降りねば ならず、庶民は後難を恐れて家の戸をビシャと閉め、 通過するのをひたすら待った。
ずいずいずっころばしごまみそずい
ちゃつぼにおわれてとっぴんしゃん
ぬけたらどんどこしょ
たわらのねずみがこめくってちゅう
ちゅうちゅうちゅう
おっとさんがよんでもおっかさんがよんでも
いきっこなしよ
いどのまわりでおちゃわんかいたのだれ
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ごまみそ=ごますり接待のこと
トッピンシャン=家の戸を閉める音
抜けたら=通り抜けたら ドンドコショ=安心して大騒ぎ
ねずみ=役人の例え
ずいずい=どんどん
ずっころばし=すっ転ろばし
ゴマみそずい=ごますり接待
米食って=私たちが汗水流して作り上げた米を取り上げて
チュウチュウチュウチュウ=(役人たちを小ばかにしている)
井戸のまわりで=井戸は罪を背負ったときの身投げの場所でもあった
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