【満面の笑顔の福島県内堀知事(写真の右側)】
酒類総合研究所(広島県東広島市)は、5月21日、2020年酒造年度(20年7月~21年6月)に製造された日本酒の出来栄えを競う全国新酒鑑評会の審査結果を発表しました。福島県は都道府県別で長野県と並び最多の17銘柄で金賞を獲得、金賞の選定が見送られた19酒造年度を挟み、8回連続の「日本一」を達成しました。2019年酒造年度は新型コロナウイルスの影響で最終審査の決審が中止となり、今回は2年ぶりに金賞が決まりました。福島県の日本一は通算10度目で、史上最多の8回連続に記録を伸ばしました。今回は全国から821点の出品があり、入賞413点の中から決審で金賞に207点が選ばれました。都道府県別の金賞銘柄数は秋田と新潟が13、山形が12、栃木と兵庫が10で続いた。入賞銘柄数は長野の36、新潟の33に次ぎ、本県は32で3番目に多かった。千駒酒造(白河市)は14年ぶり、花春酒造(会津若松市)は16年9月に新会社に酒造事業を譲渡してから初の金賞に輝いた。01酒造年度以降では、「奥の松」の東日本酒造協業組合(二本松市)が12回連続18度目、名倉山酒造(会津若松市)が12回連続14度目の金賞を受賞しました。コロナ禍で飲食店を中心に日本酒の消費量が落ち込む中、福島県の蔵元は苦境をはねのけ、酒どころとしての名声を一層高めました。
【金賞受賞17名銘柄と蔵元】
▽金水晶:金水晶酒造店(福島市)
▽千駒・大吟醸:千駒酒造(白河市)
▽寿々乃井:寿々乃井酒造店(天栄村)
▽廣戸川:松崎酒造(天栄村)
▽あぶくま:玄葉本店(田村市)
▽東豊国:豊国酒造(古殿町)
▽奥の松:東日本酒造協業組合(二本松市)
▽花春:花春酒造(会津若松市)
▽名倉山:名倉山酒造(会津若松市)
▽会津吉の川:吉の川酒造店(喜多方市)
▽笹正宗:笹正宗酒造(喜多方市)
▽開当男山:渡部謙一・開当男山酒造(南会津町)
▽田島:会津酒造(南会津町)
▽榮四郎:榮川酒造磐梯工場(磐梯町)
▽玄宰:末廣酒蔵博士蔵(会津美里町)
▽萬代芳:白井酒造店(会津美里町)
▽一生青春:曙酒造(会津坂下町)
いやぁ、超嬉しいニュースが飛び込みました。福島県産日本酒が日本一8連覇達成!!!まさに、前人未踏の大記録!福島県の地元では、地元新聞社が号外を出すほどのビッグニュースです。コロナ禍の中、福島県にとりましても久しぶりに嬉しいニュースで福島県民の皆様もさぞ喜んでおられることでしょう。福島県の底力が証明されました。私はガッキーと星野源との結婚ぐらい嬉しいニュースでした。
【記者 鹿目 哲生】
読者コメント