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ザ・戊辰研マガジン

2022年1月号 vol.51

追悼 星亮一先生

2022年01月06日 15:43 by tetsuo-kanome
2022年01月06日 15:43 by tetsuo-kanome

 2021年12月31日の大晦日の夜に、星亮一先生の訃報をお聞きしました。あまりにも突然ことで大変ショックを受けました。星先生には戊辰戦争研究会や、講演や著書を通じて会津藩や戊辰戦争の詳細なお話や裏話等をたくさん教えて頂きました。心から御礼申し上ます。衷心より御冥福をお祈り申し上げます。星亮一先生を追悼する意味で、思い出の写真や新聞記事を紹介したいと思います。

【福島民報の星亮一先生の訃報記事(2022.1.3)】

 

【河北新報の星亮一先生の訃報記事(2021.1.3】

【星亮一先生のお写真】

【若き日の星亮一先生(写真では手前の左側) ※目白の田中角栄氏の自宅にて】

【星亮一先生と戊辰戦争研究会の関根会長とのツーショット】

【近年の星亮一先生】

【星亮一先生とご一緒しました「戊辰戦争研究会の新年会」】

【星亮一先生の著書にサインを頂きました】

 「福島民友新聞(2022.1.3)」から抜粋。歴史作家の星亮一(ほし・りょういち)さんは昨年12月31日死去した。86歳。自宅は福島県郡山市中町。通夜、告別式は近親者で行う。喪主は長男文彦(ふみひこ)氏。仙台市出身。一関一高、東北大文学部を卒業後、地方紙記者、福島中央テレビ報道制作局長を経て作家となった。「呪われた戊辰戦争」「斗南藩―『朝敵』会津藩士たちの苦難と再起」など戊辰戦争を題材にした作品や、近現代史をテーマにした著作を多く残した。会津藩と新選組の研究でNHK東北ふるさと賞、「国境の島・対馬のいま」で日本国際情報学会功労賞を受賞した。「歴史というのは本当に興味深い。書きたいテーマは無数にある」と話し、晩年まで執筆への意欲は衰えなかった。数々の著作を通し、隠れた歴史に光を当てた。先祖は仙台藩重臣・佐藤宮内の家中で、戊辰戦争・白河口の戦いにも参戦した。それだけに、戊辰戦争は作家としての大きなテーマの一つだった。互いに30代の頃に郡山青年会議所のメンバーとして知り合い、約50年にわたって親交を深めてきた大槻順一さん(83)=郡山商工会議所顧問=は「本当に勉強熱心でエネルギーに満ちた人だった」と振り返る。郡山市の経済人らでつくる異業種交流団体を設立したり、猪苗代湖でヨット大会を主催したりと、地域で精力的に活動する姿も間近で見てきた。大槻さんは「突然の別れに何と言っていいのか分からない」と悲しみをにじませた。地元の歴史を研究する安積歴史塾で共に活動してきた七海晧奘(こうそう)さん(79)は「知識と行動力がすごかった。地域の歴史に向けた思いを引き継いでいきたい」と悼んだ。

 星亮一先生との思い出と著書は、私たちにとりましては永遠のものです。

 “星亮一先生、天国に旅立ち、私たちの戊辰戦争研究会を見守りください。” 

【記者 鹿目 哲生】

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