2023年11月4日 、「会津おもてなし企画」は、会津歴史研究家の口伝に重きをおいている井上昌威(イノウエ ヨシタケ)さんによる『白虎隊の真実』バスツアーを開催しました。 戸ノ口原、赤井谷地、金堀地区付近の激戦地では現在も当時と変わらぬ地形が広がっています。金堀地区『山神社』は大河ドラマ「八重の桜」の撮影の地。
【会津おもてなし企画「白虎隊の真実」】
私は、Facebookの会津おもてなし企画様の案内で、この企画を知って「行きたい」と思っておりましたが、当日はどうしても外せない所用があり残念ながら参加できませんでした。そんな中、このツアーに参加された方の詳しいご報告をFacebookで見つけました。この方と「会津おもてなし企画」の当日の写真を紹介します。
【妙国寺】
白虎隊士の飯盛山での自刃後、遺骸は埋葬を許されず、哀れに思った滝沢村の吉田伊惣治が、西軍の目を盗んで最初に埋葬した寺です。戊辰戦争のとき、会津藩が降伏後、藩主松平容保・親子が一ヶ月間謹慎した寺としても有名です。寺宝に日什上人直筆曼荼羅、釈迦涅槃像(刺しゅう)、田中正玄夫人使用什器などがあります。
【十六橋】
【戸の口原古戦場 白虎隊奮戦の地】
この地で倒れた白虎隊隊士を埋葬したとのこと
ここが白虎隊の露営地。西軍を迎え撃った。
【大河ドラマ「八重の桜」の撮影地】
白虎隊は敗走し弁天洞穴を潜り飯盛山へ
鶴ヶ城を確認するため、飯盛山の中腹へ
白虎隊士は、本当はこの辺りで自刃しました。
少し上に登るといつもの白虎隊自刃の場所。
白虎隊士中二番隊。ここに眠る。
会津おもてなり企画の『白虎隊の真実』ツアーの模様は、YoutubeのAIZUチャンネルで紹介されております。ぜひご覧ください。
https://youtu.be/Kbja8ybsLug?si=3vyWIJ8gflhmx5mp
また、2018年7月にBSTBSの「諸説あり」で「白虎隊の真実」が放送された際にも、「白虎隊士が飯盛山で自刃したのは7人で、うち一人が飯沼定吉で生き残って実際に飯盛山で自刃したのは6人との説」が放送されました。
また、戊辰戦争150年の同じ年に会津史談会副会長の簗田直幸さんが会津若松市で開催されました「戊辰と明治展」でも「白虎隊の真実」と題して、白虎隊士6人が飯盛山で自刃との掲載されておりました。
会津の歴史研究家の井上昌威氏と簗田直幸氏のお二人の「白虎隊士飯盛山自刃は6人」説は、私は指示したいと思います。
【記者 鹿目 哲生】
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