天誅組の変と地域社会の変貌
長屋門さきがけ塾 爺爺のつれづれ日誌-五條長屋門 大和五條長屋門内研修室 爺爺のつれづれ日誌 古文書の調査・整理・研究をなされている『五條社会歴史研究所」主宰の 藤井正英先生の講座に参加してきました。
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文久3年8月17日天誅組による五條代官所の襲撃があり、桜井寺を本陣にした 五條政府所が設立され、早速、8月19日には「勧善懲悪」が行なわれ、 特に懲悪では、二見・中村・三在などで打ち壊しや家財没収や永牢など・・・ 実施された。 10月に入り、内原庄司父子の三在村への帰村の風聞に対しこれは認めることが 出来ないと、訴える願書作成文書など内原騒動に関わる、書付やメモ、下書き 等々・・・・ 当時三在村の組頭をされていた米田清六(大工業として財をなし、文化人でも あったところから人望も厚かった)家の襖下張から8分類にも及ぶ膨大な文書が 見つかり、当時の旗本や在地代官、庄屋などの関係が良くわかります。 お粗末なデジカメなので、解像度が悪く、ハッキリしませんが、上の二枚の写真は その中のほんの一部です。 また、米田家の紹介などもあり、出席されていた御子孫のかたからこの文書を 預かった藤井先生の解続により、これも膨大な研修用資料により、約90分の説明 を受けました。 爺爺のつれづれ日誌
熱心に聞き入る受講生たち。米田家の御子孫夫妻もお見えでした。
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