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ザ・戊辰研マガジン

2021年12月号 vol.50

「例年とは違う忙しさ」修学旅行生で賑わう会津若松市

2021年11月19日 18:05 by tetsuo-kanome
2021年11月19日 18:05 by tetsuo-kanome

 11月11日、福島県会津若松市の飯盛山は修学旅行生でにぎわっていた。修学旅行生:「(Q:どこから来た?)岩手県です。会津はとても伝統的なものがたくさんあって勉強になる」 感染拡大が続いていた2カ月前は、ほとんど観光客はいなかったが… 首都圏などで緊急事態宣言が解除された2021年10月以降、修学旅行生の訪問が急回復している。やまが飯盛山店・馬場繁店長:「おかげさまで例年から比べると、私の実感ですけれども、とにかく増えていると」 土産物を扱う「やまが」では、GoToキャンペーンなどでにぎわった2020年より2021年10月以降は売上げが15%ほどアップした。 ”お休み処”と書かれたスペースにも商品を並べ、さらに修学旅行生向けに学割サービスを行っている。 本来であれば、秋の修学旅行のピークは9月と10月だが、緊急事態宣言の影響でピークが11月にズレ込む形に。 この「嬉しい悲鳴」は会津若松市の東山温泉の旅館でも。 会津東山温泉 原瀧・江川和彦さん:「11月はですね、ほぼ毎週ですね。修学旅行団体の受け入れが現在ございます」 温泉旅館の原瀧では、2021年11月は22の学校が宿泊予定でほぼ満館。 11月は紅葉シーズンで一般客が多いため、新型コロナが蔓延する前は受け入れていなかったが… 会津東山温泉 原瀧・江川和彦さん:「ほとんど6月ですとか、9月に実施予定だった学校が、再度日程を組まれてお越しいただいているという。かなりの数ございます」 2021年10月からは宿泊割引事業「県民割プラス」の利用客も多いため、修学旅行生の宿泊を比較的に空きが残る日曜に振り分けるなど対応に追われている。 会津東山温泉 原瀧・江川和彦さん:「感染の状況が落ち着いてというか、なくなりまして。元々のサイクルに戻ってきて欲しいな思っています」 この旅館では12月下旬まで修学旅行生の予約が入っていて、例年とは違う「忙しさ」が続きそうだ。

 現に、私がー年ぶりに会津若松市を訪問した10/24も、會津鶴ヶ城天守閣は、観光客であふれており、天守閣への入場券売り場は長蛇の列でした。私は、福島市の父親の元へ戻らなければならない事情から会津若松市での滞在時間には限度があり、會津鶴ヶ城天守閣で開催されていた企画展「幕末」は見送ることにしました。でも、多くの観光客が會津鶴ヶ城へ訪問されている様子を肌で感じることができて会津の観光復活を実感することができました。白虎隊の聖地の飯盛山も、会津の奥座敷の東山温泉も嬉しい悲鳴が続いているようですので、一安心ですね。

【飯盛山】

【東山温泉】

【記者 鹿目 哲生】

 

 

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