龍馬血染め掛軸の落款印発見
つい先日、京都新聞に「龍馬血染め掛軸・の落款印発見」の以下の記事が発表されました。
昨年の9月21日(月)京都新聞『子孫が語る淡海槐堂』講演会の掲載記事のお知らせより
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坂本龍馬と親交があった幕末京都の薬商・板倉(淡海)槐堂について、 子孫らが語る講演会が京都市下京区のひと・まち交流館京都で開かれた。
志士が主導した明治維新の背景に、町人を含めた 京の後援者による取り組みやはたらきかけがあったことが紹介された。
槐堂が養子入りした武田家を継ぐ玄孫の定師(サダノリ)さん(65)=下京区=が講演した。 槐堂について、五条大橋東側で薬店を営みつつ、公家にも仕え、方広寺で結成した天誅組を支え、 妙法院から長州に落ちる三条実美に甲冑を贈ったことが分かる文書を紹介。 「支援にお金を使いすぎて家業が没落し、槐堂は獄にも入った」と述べた。 龍馬暗殺時に血痕を浴びた槐堂筆の「梅椿図」(重要文化財)にめ触れ、 「殺された日でもある龍馬誕生日に贈り届けられたとの逸話はあるが、事実か判明していない」と話した。
また、槐堂生家の近江・下坂氏について、 長浜市の太田浩司学芸専門監が南北朝時代の文書が残されているとの来歴を語った。
講演会は愛好家らでつくる「京都歴史研究会會」が催し、約30人が参加した。 (H記者)
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本物と確認されたようですね。
維新は志士だけではなしえず、薬商・板倉(淡海)槐堂などの、隠れた立役者たちにも注目していきたいものです。
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