会津藩京都守護職屋敷の遺構発見
京都府庁の敷地内にある京都府警本部の新庁舎建設工事予定地から、文久2(1862)に建築した上屋敷の三棟の建物跡が見つかった。京都府埋蔵文化財調査研究センターによると、屋敷は絵図の記録に残っていたが、実際の遺構が発掘されたのは初めて。中川和哉・調査課係長は「新選組が出入りしていた可能性もあり、京都の幕末の歴史を示す貴重な発見」と話した。 大工の棟梁中井家に伝わる「守護職上屋舗絵図」にある藩士宿舎の配置と照らしてみた。詳細な場所を地図で確認。府庁の北側の中立売署のあった位置で、下長者町通と新町通りに面した場所。上屋敷の屋根に葺かれていた三つ葉葵の軒丸瓦も発掘されました!
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