本日、戊辰研関西支部の京都集会として第15回山南忌に 総員5名にて参加して参りました。
コロナ禍の中とあって、流石に例年の賑わいには及びませんでしたが、 それでも式典会場には100名を超える人が参集されておりました。 山南敬助墓所「光縁寺」でお参りを済ませ、前川邸にてご焼香を済ませた 後、記念式典会場の「壬生寺会館」に入りました。 開会の挨拶、来賓の挨拶のあと、恒例の奉納舞として島原の葵太夫が「黒髪」 を舞われました。 当時の新選組隊士たちも島原に繰り出し、この舞を愉しまれたのでしょうね。 北辰一刀流玄武館の演武や天然理心流の武術奉納も見事でした。
そしてメインの講演は彼の栗塚旭さんのトークショ-でした。 「映画やテレビドラマに描かれた新選組」についてがテーマでしたが、 昭和40年代に一世を風靡した「燃えよ剣」や「新選組血風禄」は土方歳三を 演じた栗塚旭氏のあまりにもハマリ役としての活躍もあり、新選組人気増大に 大きく貢献されたことは誰もが認めるところでしょう。 講演途中で流された栗塚さんのミュ-ジックテープから流れる歌声はとても80数歳 とは思えぬ美声を維持されているのにもびっくりさせられました。 講演後の抽選会も楽しく、多くの方が当選の記念品に歓喜の声を挙げられていまし た。 私も4年連続の当選に預かり、今回は本光寺さんから提供された御陵衛士伊東甲子太 郎 ゆかりの地ガイドブック「京都と茨城の史跡」を頂きました。 終了後は多くの歴友さんと旧交をあたためることもできました。
凡そ丸一年ぶりの京都です。我々も恒例のお茶会を楽しみました。 歴史談義に華が咲きついつい時間も忘れるほどでしたが、楽しい一日を過ごさせて 頂きました。
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