第17回を迎える今回は、毎日の展示として「影絵あかり」・「希莉光あかり」・「和傘あかり」・「春宵あんどん」・「インディゴあかり」の他に、今年は「春宵ふうせん」が新たに加わりました。 また、協力イベントとして、ナイトミュージアムやコンサートを開催。倉敷の春の風物詩となった、「倉敷春宵あかり」。倉敷美観地区の春の夜を和のあかりで彩るこのイベントを、心待ちにするひとも増えてきました。昼間とはガラリと変わり、夜は落ち着いた雰囲気となる町並みにぴったりのイベントです。期間中は家族や友人、カップル、犬連れなど多くのひとでにぎわいます。
2006年に始まった倉敷春宵あかりは、倉敷美観地区の倉敷川を中心とした夜の町並みを和のあかりで彩る、趣あるイベントです。派手なイルミネーションとは異なり、やさしく柔らかな和のあかりは観るひとの心を潤してくれます。
もっとも人気のあかりは倉敷川に並べられる「和傘あかり」です。倉敷春宵あかりと聞いて、まずこのあかりを思い浮かべるひとがほとんどではないでしょうか。近年は、倉敷川の犬走りにずらりと並べて展示されているので、通路をふさがずに写真撮影ができるようになりました。
インディゴ傘あかり 2023年に初めて登場した「インディゴ傘あかり」。複合施設の倉敷SOLAにて展示されています。地面に置かずあえて高さを出しているのは、和傘と一緒に撮影をしてほしいから。しゃがまなくても立ったままで撮影できます。斜めからと正面からで観えかたの違うインディゴ傘あかり。柄も違うので、撮影が好きなひとはどの角度で、どこで撮れば一番美しいかを考えるのも楽しみのひとつです。 国産ジーンズ発祥の地、倉敷市にふさわしいインディゴの和傘。2024年も前回と同じ、倉敷SOLAみんげい広場にて展示されていました。また、来年も楽しみです。
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