平成30年最後を飾る通算21回目のYSB歴史 講座は、まさに今回のテ-マに相応しく、幕末の志士たちが眠る志の聖地「霊明神社」において無事終えることが出来ました。
師走の忙しい時期に加え高齢者の多いYSBの メンバ-にとって霊山の高台にある当神社はやは りキツイといった声もあり、結局集まったのは12名のコアな歴史通のメンバ-となりました。
11時からの昼食懇親に始まり、八世神主村上先生 、京都龍馬会理事長赤尾博章様、歴史作家桜宝寿様の3先生を講師として、文字通り真近での円卓 講座という4時間にも及ぶこれ以上ない歴史講座&歴史談議の場となり、少人数ならではの実のある楽しいひと時となりました。
村上繁樹先生からは、寄稿文「王政維新150年に思う」から三世神主村上都平大人命の紹介に続き水戸藩士「酒泉直滞京日記」の人事記録や神社の 文書より若泉主税や住谷寅之助の墓建立など霊明 神社と水戸藩の関わりなど新しい発見があり、長州ばかりか水戸藩との繋がりの検証が今後の課題とのお話が衝撃的でした。
赤尾様からはYSB歴史講座用の資料、慶応三年11月の死去までの10/9~11/14までに書かれた書簡などの紹介ほか、京都での龍馬に関するよも やまばなし等々、大変興味深いお話をいただきま した。
また、桜宝寿先生からは、新選組が土佐浪士の潜伏先を急襲した世にいう「ぜんざい屋事件」の大利鼎吉に関し当時94歳の田中光顕が書いた書簡の説明などなど、盛沢山の一日となりました。 YSBにご参加下さいました皆様、また来年、3.4月頃に再会致しましょう。 有難うございました。
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