令和5年5月14日(日)東京日野市で開催された
【ひの新選組まつり2日目】午後の部高幡不動尊での講演会のお話です。
ロボホン新選組PRタイム…可愛いですよ。
全国新選組サミット会議は写真にて割愛します。
今回の催しはというと、刀剣見学会ですね。講師として、刀剣愛好家で、居合全日本選手権優勝者の山下正樹氏と刀剣YouTuberで、コレクターの佐藤ケイスケ氏。主に、【芹沢鴨佩刀御披露目】です。
刀剣について詳しくありませんが…書いていきます。
①三善長道(みよしながみち)
江戸時代の陸奥国会津藩の刀工で、「會津虎徹」や「會津正宗」と称される名工とされ作風や斬れ味の良さが評価されています。近藤勇が、會津藩主松平容保から拝領したものです。
②十一代兼定 若打
若打とは、刀工が有名になる前に作ったものですが、説明がありませんでした…(おいおい(^_^;))
③二代兼定 之定(のさだ)
関鍛冶の第一人者であり「末古刀最上作」に位置づけられ、江戸時代に千両兼定と称され、高額で取引されたといいます。
※二代兼定といえば、武田信虎、武田信玄、柴田勝家、明智光秀、藤堂高虎、細川幽斎、細川忠興、黒田長政などの戦国武将が所持したことでも有名です。
歴史ファンタジー「歳三の刀」のコラムに山下正樹氏は次のように之定を説明しています。
この之定は、1517年に作られた刀。板目がよく練れた地鉄に地沸つき、地景入り、鮮やかな目丁子の波紋が焼かれ、金線、砂流しかかり匂口明るく冴えた一振りです。茎の表には「具足神通力」裏には、「廣修智方便」の文字が彫り込まれている。真言宗観音経の一節である。観音様は、神通力を持っておられる方であり知恵による救済手段を広く収められた方という意味のようです。
また、この刀は、河井継之助が仕えた【常在戦場、質素倹約、質実剛健】の三つの家訓を持つ越後長岡藩の牧野家の所有品とのことです。
④武田観柳斎 無銘 所持(写真は、下段)
豊後の国で栄えた新刀期高田派で、藤原高田という刀工集団の金象嵌(きんぞうかん)です。金象嵌とは、彫刻した溝に純金を埋め込んだ技法とされていますが、武田観柳斎の刀の内容説明がなく文献にも載っていませんでした。あくまでも可能性なのか…不明です。
⑤備前國長船横山藤原祐永(写真は上)
刃渡り約80センチ。刃紋は、直線の直刃で、美術工芸より実戦を意識した仕様。刃が欠けている刃こぼれや傷もある。柄の金属部分の側面に「文久三年八月吉日」「為新選組副長土方歳三作」(ここの土方の土は、右上に点がつく)と記されており、鞘には隊士永倉新八の家紋が入る。 【中日新聞引用】
※装飾性の高い「乱れ刃」が多い備前長船としては珍しいそうです。拵(刀装)の鞘には、石持ちに松皮菱の家紋があります。専門家の見解としては、1863年(文久3年)に、新選組を拝命したことを記念して作り、後に永倉新八に譲ったのではないかと推測している。
⑥伝芹沢鴨佩刀
幕末の水戸藩浪士で新選組初代筆頭局長の芹沢鴨の名が刻まれた刀剣を発見し、入手した佐藤さん。刀には、「尽忠報国芹沢鴨」と刻まれている。全長二尺八寸(約85センチ)。 【中日新聞引用】
といった刀剣披露でしたとさ。
もうちょっと詳しく教えてもらいたかったなぁと思いました。
なかなか見れない刀剣とありワクワクしたことは、日野新選組同好会の方にありがとうと伝えたいとおもいます。
読者コメント